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【石川の鏝絵(こてえ)】鏝絵(こてえ)の楽しみ

私は鏝絵(こてえ)写真コレクターでもあります。

上の写真が私が初めて石川県で発見した鏝絵です。

鏝絵とは、左官職人が鏝(こて)でもって、民家や土蔵の壁に漆喰(しっくい)で施した彫刻のようなもので、色を混ぜた色漆喰によるカラフルな鏝絵もあります。

絵柄は、説話や物語、身近な動物や空想上の獣などが取り上げられ、庶民の祈りや願いが込められています。

鏝絵という名称は比較的新しく、「伊豆長八」こと入江長八の漆喰彫刻をさして鏝絵といったのが始まりとされていて、昔は漆喰細工、鏝細工、壁絵、泥絵などと呼ばれていたのだそうです。


こうした漆喰の装飾は、江戸時代の中後期からの防火対策として幕府が塗り壁や瓦の使用の制限をゆるめ、土蔵造りを奨励したことから左官工事の需要が増えていくとともに盛んになりました。

本業の壁塗りを終えてから、いい仕事させてもらった施主への感謝、あるいは地域への恩返しの表れでもあったのだそうです。

「鏝なみはいけんー石州佐官の技ー」HPの文章をもとに作成

上の写真の鏝絵は仕事の営業中に、白山市の中成で発見したもの。

どうも龍というか恐竜が古生代の植物の中にいるような不思議なデザインです。

こんなものが、蔵の壁にど〜んとあるのです。

初めて見た時は結構な衝撃で、面白い!と思ってしまい写真をコレクションするようになってしまいました。

石川県では、白山市、小松市、能美市を中心に広く分布しています。

これからしばらく、様々なところで撮影した鏝絵を紹介してみようと思います。

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