【主宰の雑感】部下を持ったらこの落語を聞くべし!古典落語「百年目」

2015年5月27日(土)の早朝4:00。
NHKの「日本の話芸」で桂福團治さんの「百年目」が再放送されていました。
この「百年目」という噺は落語なんですが、結構リーダー論のようなところがありまして。
お店の店長をやっていた頃は、
この桂米朝師匠のCDをよく聞いては日々の仕事の戒めのようにしていました。
大阪船場の商家の噺なのですが江戸時代の商家の雰囲気がよく出ていて、学生時代は歴史学の研究にも参考にしていました。
お店ではお堅い番頭さんが、実はものすごい遊び人で、でもそれが旦那にばれてしまい・・・
というようなストーリーなんですが、当時の大坂の大店の雰囲気が目の前に浮かび上がってくるようで最高なのです。
もういまとなっては米朝師匠の「百年目」は、CDや当時のテレビ番組の録画でしか楽しめませんが、また米朝師匠の百年目に匹敵するような人が出てきてくれたら嬉しいなと思います。