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【主宰の雑感】古文書の価値って?

金沢歴活主宰の安藤竜(アンドリュー)です。

12月に入り、もうそろそろ大掃除の時期に入ってきますね。
古文書というのはよく、こんな時期に蔵の奥から発見されたりします。

そこで今回は古文書の価値について。

古文書の調査をしていると、よく言われるセリフがあります。

「うちの古文書なんて価値ないですから」

とか、

「どうせ読めないから捨てちゃおうと思って」

というものです。

このセリフを聞くといつも、寂しい気持ちになります。

そしてセリフだけでなく、実際に焚き火にして焼き芋なんか焼かれてしまうと、もう2度と取り返すことはできなくなってしまいます。

もちろん金銭的な価値という意味では確かに大したことはないのかもしれません。

でも、古文書というのは

自分の家族が過去にどう生きたのか?

を伝えてくれるもの。

他人はともかく、その家族にとってはとても貴重なものだと思うのです。

以前、ある御宅の古文書を整理させていただいた際、牛の飼育の品評会で表彰されている文書が出てきたり、戦争中の日記が出てきたこともありました。

そんなものが出てきて、内容を読んだとき、

「おじいさんやひいおじいさんも頑張って生きてたんだなぁ」

とつぶやく所蔵者の方の言葉がいつも印象的なのです。

古文書の調査というのは結構大変なのですが、そうやって所蔵者の方が読めないからという理由で放っておいたものに新しい息吹をもたらすことができたとき、本当に嬉しく歴史学を学んできてよかったなと思います。

まさに古文書の価値は家族の思い出の価値なのです。

もし、お家の蔵の古文書を整理する際は、ぜひお声かけよろしくお願い致します。

こちらからご相談くださいね。

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