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【歴史思考経営】井原西鶴「日本永代蔵」に学ぶビジネスのヒント その4 ビジネスチャンスは確実につかめ!

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。

井原西鶴が記した「日本永代蔵」

歴史の教科書で名前だけは聞いたことがあると思います。

しかしこの「日本永代蔵」が江戸時代のビジネス書といってもよい内容だというのはご存知でしょうか?。

時は元禄。江戸の高度成長期にあたります。

大坂は町人文化が花開き、様々なビジネスが生まれました。

「日本永代蔵」はそんな江戸時代のビジネスの成功事例集だったのです。

「日本永代蔵」に学ぶビジネスのヒント その4 ビジネスチャンスは確実につかめ!

 浪風静かに神通丸 エピソードその2

 大阪の北浜に九州の米を水揚げするときに、こぼれ落ちる米をほうきで掃き集めてその日暮らしをしているおばあさんがいました。

 美人ではなかったので、後家になってから結婚もできず、さびしく過ごしていた。

 いつ頃からか年貢の量が増えて、大量の年貢米が入港するようになると、おばあさんが掃き集めた米を毎日食べてもまだ余る。

 そこでちょっと節約して溜めてみたところ、その年のうちに7石5斗にもなった。

 *注、1石は1000合。7石5斗は7500合になります。

 これを密かに販売して、毎年溜め込んでいると20年でへそくりが12貫500目になった。

 *銀1貫は1000匁。金1両は約60匁。ということは約208両。
  1両=30万円で計算すると、6250万円となります。

 やがて息子も金貸しを行うようになり、とうとう両替店を出すようになり、さらには大名の御用商人にまでのし上がり、今では元々の素性のことなど誰も言わなくなったとのことだ。

今回の学び

誰もが大きい商売をしたがりますが、取るに足らない誰もが捨てるようなものも、まさに「塵も積もれば山となる」で、積もり積もればものすごい金額へと変わっていきます。

そしてこのおばあさんが素晴らしいのは、あるとき急に世の中が変わってたくさんの米が手に入るようになったという、世の中の変化をうまく生かしたということです。

普通、このタイミングで逆に節約しようと思えるでしょうか?

チャンスのときほど無駄遣いせず自己資金として溜めておく、これを地道に行ったことが素晴らしい。

チャンスは誰の前にもあります。

そして、得てしてそれは大したことではありません。

でもこれをしっかり活かしきったことが素晴らしいのです。

参考文献

井原西鶴著、堀切実訳『新版 日本永代蔵 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

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