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常に手持ち資金に余裕をもつ〜井原西鶴「日本永代蔵」に学ぶビジネスのヒント その8〜

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。

井原西鶴が記した「日本永代蔵」

歴史の教科書で名前だけは聞いたことがあると思います。

しかしこの「日本永代蔵」が江戸時代のビジネス書といってもよい内容だというのはご存知でしょうか?。

時は元禄。江戸の高度成長期にあたります。

大坂は町人文化が花開き、様々なビジネスが生まれました。

「日本永代蔵」はそんな江戸時代のビジネスの成功事例集だったのです。

「日本永代蔵」に学ぶビジネスのヒント その8 常に手持ち資金には余裕を持つ!

怪我の冬神鳴(けがのふゆかみなり)

今の滋賀県、大津の町に醤油屋の喜平次という者が住んでいた。

とにかく一儲けするというのは思慮分別の外のことで、身に応じた商売をおろそかにしないことだと、その日暮らしの生活を楽しんでいた。

この喜平次の奥さんはできた人で、子供も身綺麗に育て、借金もせず、年末の支払いも綺麗に済ませる。

でも、ここ数年は貯金がなく、ぎりぎりで年越しをしていた。

あるとき、冬の雷が落ちてたったひとつの鍋釜がくだけてしまい新しい鍋釜を買い求めたところ、その分だけのお金が足らず、あちこちから掛け買いをしたためこの年の年末はうるさい催促をきくことになり、

「雷が落ちなければ世の中に怖いものなんてなかったのに!」

と悔しがったとのこと。

今回の学び

収入と支出が常にとんとんになるように調節するということは、決して賢いことではありませんよ。

という教訓です。

商売というのは常に1円でも多くお金が残るようにすることが大切。

でなければ、突然の出費にまったく対応ができなくなるということですね。

F1のチームでもイタリアのチームとイギリスのチームでは、この辺りの考えがまったく違うのだそうです。

イタリアのチームは調達した資金はすべて投入してしまいますが、イギリスのチームは予備の資金を必ずプールして投資をするんだとか。

常に資金に余裕を持つことで、イレギュラー対応が常にできるようにしておきましょう。

参考文献

井原西鶴著、堀切実訳『新版 日本永代蔵 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

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