1. HOME
  2. ブログ
  3. 宮部みゆき『孤宿の人』を読んでみた

宮部みゆき『孤宿の人』を読んでみた

あまりにも理不尽なことが起こったとき、あなたはどうしますか?

2種類の考え方があると思います。

自分でない何かのせいで起こった。

または自分自身の力がなかった。

どちらにせよ何か理由があったはずだと考える方法。

もうひとつは理由なんかない。

ありのままというのが真実だと考えましょうという方法。

この物語は後者の選択をしたとき、その人にはどんなことが起こるのか?

ということを丁寧に描いています。

そして後者を選ぶということは、とてつもない覚悟が必要ということを教えてくれます。

江戸時代を舞台に、丸海藩という架空の藩で起きた数々の理不尽な事件。

それに巻き込まれながらも懸命に生きる人々の物語は、

あなたならどう生きたい?

もし、後者の道を選ぶなら、中途半端じゃ怪我するよ。

覚悟を決めて進まないといけないよ。

この本を読了したとき、作者からきつく伝えらえたような気がしたのです。

関連記事