歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。
大河ドラマ真田丸に案の定はまっている私ですが、もうすでに2017年の大河ドラマも勉強中です。
2017年は「おんな城主 直虎」です。柴咲コウさんが主演予定。
これも楽しみですね。
今回の事前勉強本は小説!
高殿円『剣と紅〜戦国の女領主・井伊直虎』です。
ちなみに最近は表紙のカバーのイラストが変わっていて、私は同じ本を間違って2回も買うというチョンボをやってしまいました・・・
ストーリーは、ちょっとファンタジー入るのですが、主人公は不幸な未来が見えるという特殊能力を持つことになっていて、そこが物語のキモになっています。
ストーリーは、井伊家と家老の小野家との確執が中心。
ここに、直虎と小野の恋模様のようなものも混じってきます。
それだけ聞くと、なんだよと思ってしまうかもしれませんが、史実でも井伊直虎と小野政次は不仲なようで意外とそうでもないところがあって、よくわからない部分があるため、そんなこともあったのかも!なんて思わせるところがさすがです。
予想外に、骨太な内容で読ませますね。
正直、井伊直虎ってそんなにエピソードがある人ではないのですが、今川家と家老の小野家との対立や桶狭間や三方ヶ原の戦いなど、有名な合戦のエピソードも踏まえていて、とても面白く読みました。
来年の大河に備えて、ぜひ読んでみてくださいね♫
高殿円『剣と紅〜戦国の女領主・井伊直虎』(文春文庫、2015年)