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テレビ評論「プロフェッショナル仕事の流儀」”最後の職人”ニッポンを支える神業

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。

2016年2月22日放送のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は

”最後の職人”ニッポンを支える神業

漆カンナ職人・中畑文利さん
やすり職人・深澤敏夫さん

このお二人のご紹介でした。

とくに金沢歴活も企画に参加した輪島ツアーで、輪島塗の塗師屋さんを訪問したこともあって、漆カンナ職人の中畑さんは最高でしたね!

漆カンナ職人・中畑文利さん

「お客さんが満足できるような道具作れなければ、ただの形の物を作っているにすぎないと思うし、使いやすい道具にともかく作りたい。これが自分のひとつの信念ですよね」

中畑さんは日本で唯一の漆カンナ職人。

奥様はハンマーで焼けた鉄を叩く。

二人三脚だ。

漆カンナとは?

漆の木の皮に溝を掘って、木の樹液を取る専用のカンナ。

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ナイフでもいいじゃないか?

なんて思うのだけど、そうはいかないらしい。

写真のような溝をつけていくわけですが、傷を深くつけると樹液がでなくなるんだそうです。

今は年間50本程度の注文しかなく、1本15000円くらいなので、機械化しようという企業も現れない。

日本の漆は化学塗料や外国産の漆などに価格競争に負け、職人も減少、気づけば中畑さんが最後の職人となった。

しかし今、日本政府は重要文化財の修復に、日本産の漆を義務化した。

それは良いことだが、今度は道具を作れる人がもう彼しかいない。

思ったこと

先日、塗師屋さんから聞いたお話。

日本政府が国産の漆を義務化したのは、中国産の漆を使った日光東照宮などで耐久性などに問題があったから。
中国産の漆は日本産の漆に比べてウルシオールという成分が少ない種類の木。

日本産の漆を取るためのカンナの需要が増えれば、機械化による生産もできるようになるだろう。

そうすれば、また新しい形での漆産業の発展が見込めるかもしれない。

そのこと自体は嬉しいことだけど、中畑さんの作るような手作りの道具というものの価値も残って欲しい。

番組の最後で中畑さんに弟子が入ったことが紹介された。

ただ作業をするのでなく、考えて作業する。

この作業の意味は?
何故この作業をやるのか?

それを常に考えさせる指導は、言葉は少ないけど素敵だ。

楽しみだ!

そう感じた。

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