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【テレビ評論】知恵泉再放送「最下位からの脱出!長宗我部元親」

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。

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2月23日0:00からの知恵泉再放送は長宗我部元親。

ゲストは

・獺祭の蔵元旭酒造社長の桜井博志さん
・高知大学教授の津野倫明さん

でした。

長宗我部元親と旭酒造の最下位エピソード

長宗我部元親は四国を制覇した英雄として有名ですが、元々は土佐でも最下位の大名だった。

戦国時代の土佐には、土佐七雄といわれる一条・津野・大平・吉良・本山・香宗我部・安芸・長宗我部の七人の大名がいた。

しかし長宗我部家はこの中でも最下位で、祖父の代では本山氏に居城を奪われ父国親の代では一条氏に保護してもらい、一条氏の斡旋で城を返却してもらうほどだった。

獺祭の旭酒造も同じ。

山口県岩国市の4つの酒蔵のなかでは最下位。
品質も低い上、ワイン・焼酎に押され岩国市自体も人口が減少。

非常に苦しい状況にあった。

最下位からの脱出

そんななか長宗我部元親は生まれる。

しかし彼は色白で女子のようにおとなしく、学問を好む子供だった。

そんな元親は22歳で初陣。
相手は祖父が城を奪われた宿敵本山氏。

この初陣で元親は槍を振り回し、敵を3騎なぎ倒す。

「今より名こそ惜しけれ。一足も引くべからず」

と部下を鼓舞したのだ。

また彼は孫子などの兵法書の知識を活かして本山氏を撃破した。

旭酒造もまた工夫を始める。

・品質の高い純米吟醸に特化
・杜氏でなく社員によるデータに基づいた製造
・世界20カ国への輸出

など様々な取り組みで売上を拡大していった。

桜井社長は言う

何でもやってみる。
状況は悪いんだから考えても変化しない。
負け組だと少しやるだけで変化がある。

知恵その一 正社員を増やせ

長宗我部元親の成功の秘訣に部下を大事にしたことがある。

安芸氏が5000人の兵で攻めてきたことがあった。
長宗我部の兵は500人。
普通に考えれば完全に敗北するパターンだが、この時謎の兵士の出現で勝利した。

この正体は農民。一領具足(いちりょうぐそく)と呼ばれる人々だった。

本来彼らは非常時のみ動員される臨時職員のような存在だった。
しかし元親は彼らに恩賞として領地を与えるなど、武士として現在の正社員のように扱った。

結果、彼らは長宗我部氏に恩義を感じ、常に長宗我部氏のために働いてくれるようになったのだ。

桜井社長の言葉。

正社員は会社を育てる武器。広告よりも人件費、与える方が先だ

知恵その二 敵を滅ぼすな

元親は合戦に勝利しても相手を滅ぼすことは決してしなかった。

津野氏に勝利したときも、滅ぼすのでなく三男の親忠を養子として送り込み家臣と領地を取り込んだ。

これは吉良家・香宗我部家でも同様。
一条家には娘、本山家には妹を送り込み、土佐七雄のうち5家と姻戚関係を結んだ。

また降伏した相手にも敬意を払う手紙を書くなどして敵を作らないように努めていた。

こうした結果、天正12(1554)年四国を制覇するのである。

桜井社長の言葉。

シェア争いは消耗戦だ。相手をつぶすのは損。
業すべてオープンに見せ、業界を活性化させることが大事。

最下位だからできる。
状況が悪ければ悪いほど状況は変わる。
何でもやる。
社会の前提条件は必ず変わる。

感想

困っているとき。
どうしても目の前の利益を確保したくなる。
しかしそれは良い手段ではないということを長宗我部元親は教えてくれる。

成果はオープンにし、分け合うことでより大きくなれる。

焦らないこと。

それが大切なことなんだろうと感じた。

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