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城下町金沢を古地図で巡るアプリ「古今金澤」の楽しみ方 その1

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。

北陸新幹線が開通し、金沢を旅行される方も増える一方。

また、1回金沢へ旅行した方でも、兼六園や21世紀美術館、ひがし茶屋街あたりは行ったけど、2回目の金沢はもっと深い旅行がしたいなと考える人は多いのではないでしょうか?

そんな方へ向けた、より金沢の街歩きが楽しくなるアプリが開発されました。

その名も古今金澤

*アプリの案内はこちらのページから

私も開発にあたり一部協力させていただきました。

■アプリ概要
アプリ名:古今金澤
価格:無料
対応OS:iOS8.3以降
対応機種:iPhone5以降のiPhone、iPad、およびiPod touch
企画/開発:株式会社エイブルコンピュータ
ダウンロードページ

古地図アプリ古今金澤の使用例

まずこのアプリの最も楽しい部分は、ポケモンGO!のように現在地がグーグルマップで表示され、それが古地図ではどこにあたるのかが表示されること!

古今金澤では寛文7(1667)年の金沢城下町を描いた古地図が使用されています。

では、実際に使ってみましょう!

img_9593

たとえば、こちらは金沢駅を降りてすぐのところにあるPORTEという商業施設にある北陸銀行金沢駅前支店さん。

こちらの前で古今金澤を起動してみます。

img_9590

そうすると、こんな風に表示されます。

上は古地図、下はgooglemapで現在地が表示されています。

江戸時代はいったい誰の家だったのでしょうか?

表示はされているけど、崩し字で書かれているので普通の人は読めないかと思います。

でも大丈夫!

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人名の部分を指で長押しすると、なんと現在の文字で表示されるのです!

読んでみると、ここは釜屋彦九郎さんという人の家だったことがわかりました!

なるほど!!!

と、私などはこれだけでもわくわくしてくるのですが、このアプリがすごいのはこれだけではありません!

古地図に表示される人名について調べてみる

なんと!

このアプリでは、この釜屋彦九郎さんが何者なのか!?

これを調べることができるのです。

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古地図検索というボタンが画面の下の真ん中にあります。

ここをクリックすると、

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「解説あり」、「屋敷」、「標柱」の3つの選択肢が出てきます。

「解説あり」は『金澤古蹟志』(かなざわこせきし)という明治時代に書かれた金沢についての地名辞典のようなものがあるのですが、その『金澤古蹟志』に解説が載っている場所の一覧が表示されます。

*『金澤古蹟志』はこちらから全文を読むことができます。

「屋敷」は武家屋敷の名前が、「標柱」は金沢市が各地に立てた歴史解説の内容が表示されるようになっています。

*「標柱」の内容一覧はこちら

さて、「解説あり」には「釜師寒雉邸跡」とでてきます。

釜屋というからには、おそらくこの「釜師寒雉邸跡」というのがそれなのでしょう。

さっそく表示してみます。

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表示してみると、右下に、

「解説を見る」「WEB検索」の2つのボタンが表示されます。

「解説を見る」にすると、上記の『金澤古蹟志』の記事を読むことができます。

img_1299

おぉ〜♫

これを読むと、

寒雉という人は、もともと能登半島の中居というところの鋳物師だった。宮崎彦九郎と名乗っていて鋳物の名人だったが、微妙公(前田利常のこと)のお召しで金沢に出てきて寒雉と名乗り、今も金沢に子孫が残っている。

というような内容が書かれています。

でも、これだけだとちょっと・・・

というときは、「WEB検索」です。

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このように、google検索をしてくれるのです。

これを見ると、どうやら茶道に使う釜を作っている人で、今現在の宮崎寒雉は14代目。

また、トップのページは「nakata.net」。

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あのサッカーの中田英寿選手も会いに行っているほどの人のご先祖さまの御宅だったのか!!!

こんなことまでわかってしまうのです!!

さらに

 

古地図と一緒に写真が撮れてしまう!

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このアプリ。

古地図と一緒に写メが撮れてしまうのです!

北陸銀行は宮崎寒雉さんの御宅が昔あった場所だよ!

なんていう証拠写真が撮れてしまうわけです。

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こんな風に、お寺の標柱の「専光寺」の文字と古地図の「専光寺」の文字を並べながらの記念写真も可能!

フェイスブックとツイッターにアプリから自動的に投稿することも可能です。

ぜひ、どんどんアップして遊んでみてください!

また写真のサイズはインスタグラムにも対応しています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

この北陸銀行金沢駅前支店は、金沢駅のすぐ前とはいえ所詮ただの銀行です。

観光地ではありません。

何もしらなければ、確実に通り過ぎてしまうだろう場所です。

しかし茶道を少しでも習ったことがある人なら、間違いなく感動することでしょう。

このような場所が金沢にはまだまだたくさんあります。

ぜひ、古地図アプリ古今金澤と共に金沢のまちを歩いてみてください。

このアプリがあなたの金沢まち歩きをもっと楽しいものにしてくれることを願っています。


■アプリ概要
アプリ名:古今金澤
価格:無料
対応OS:iOS8.3以降
対応機種:iPhone5以降のiPhone、iPad、およびiPod touch
企画/開発:株式会社エイブルコンピュータ
ダウンロードページ


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