もののけ姫のたたら場のモデル!島根県奥出雲、菅谷たたらを行く!その1 なぜたたら場に注目するのか?

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。
私は現代社会はどんどん中世の時代に戻りつつあるのではないか?
という考えに共鳴しています(最近はまた少し考えは変わってきましたが)。
*このあたり参考にしてください。
そして、中世に向かっているのであれば、一番わかりやすく参考にできるものが
スタジオジブリの「もののけ姫」だろうと私は考えています。
「もののけ姫」は意外と気付かれていませんが、日本の室町時代から戦国時代にかけての物語です。
「もののけ姫」で描かれるたたら場、そしてそこで製造される鉄、鉄砲は当時の社会では最新の技術であり武器でした。
戦国時代は当然武器の需要は高かったですし、米を増産するための鍬や開発ラッシュに対応するための釘など、鉄は戦争だけでなく生活や産業面でも欠かせないものでした。
「もののけ姫」は、エボシ御前を中心に身分の低い人々(弱者)がチームとなって、鉄という当時の最新技術・武器を獲得し、その力でもって武士団(強者)という権力者の侵略に対抗、身分の低い人々(弱者)のユートピアを守ろうとした戦いを描いた物語です。
そして、その過程で行われた環境破壊や神殺しという行為は果たして簡単に悪と片付けてもよいのだろうか?という問いかけが行われた映画だと私は考えています。
そんな当時の最新技術である「たたら製鉄」に私はずっと関心を持っていました。
そして、とうとう奥出雲、島根県雲南市まで行ってきました。
島根県まで行っておきながら、出雲大社には目もくれずに・・・
つづく
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