特別展「茶の湯」と「茶碗の中の宇宙」2つの特別展を一気見してきました(感想)。

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。
最近、副代表の高橋勇太が準備しているものに、金沢茶の湯ツアーというものがあります。
まだ公表できる段階ではないのですが、その準備の中で光悦やら楽家三代の道入だとかの名前が頻発するのですよ。
そこで、いい機会だと思い、東京国立博物館の特別展「茶の湯」と東京国立近代美術館の「茶碗の中の宇宙-楽家一子相伝の芸術-」の2つの特別展を一気に見てきました。
*東京国立近代美術館の「茶碗の中の宇宙-楽家一子相伝の芸術-」
2館共通券だと400円引きな上、2館を行き来するシャトルバスもあるのでとても便利!
まずは東京国立近代美術館へ。
やっぱり初代の長次郎ってすごかったんですね。
2代以降の方とはまったく違う。
黒楽も赤楽も色あいがまったく違いますよ。
とくに赤楽は本当にそれが顕著!
これが本来の利休が愛した赤楽だったんだなと思うと、色々わかった気がしました。
個人的には「大黒」というお茶碗が私のお気に入りです。
あと、3代の道入はとにかく格好いいですね。
シャープな切れ味。
ちょっと格好付けすぎのやつもあったけどね。
初代長次郎の茶碗を3Dで再現というコーナー。
お茶を飲むふりなどしてみる。
では今回の個人的なメイン。
特別展「茶の湯」
もうお腹いっぱい。
頭の中があまりの情報量でくらくらする。
初っ端の牧谿の掛け軸に始まり。
曜変天目、油滴天目、馬蝗絆などの唐物の数々からすでに圧倒される。
それにしても今日1日でどれくらい楽家初代長次郎の茶碗を見たのだろうか。
あまりに多くの国宝・重要文化財を一気に見た上に、茶の湯文化の歴史的流れも自然と頭に入ってくる展示は圧巻だったなあ。
詳しい解説は副代表の高橋勇太よりあると思いますので、私はこの程度の簡単な感想でいったん終わりたいと思います。