温泉開湯伝説あるある今から言うよ

温泉開湯伝説あるあるを布袋寅泰のポイズンに乗せて、歌い上げたいと思います。
ミュージックスタート♫
おんおんせん開湯伝説…♫
Baby…開湯伝説、あるあるを早く言いたい
温泉…開湯伝説、あるあるの扉が開く
あるある言うのが遅すぎて、悲劇を招くとしても〜
あるあるの他に何ができるだろう
Baby…開湯伝説、あるあるを早く言いたい
温泉…開湯伝説、あるあるがただ埋もれてた
あるあるを早く言えるなら
愛しい罪を犯そう
開湯伝説のあるあるを闇に燃やして
接吻ですすぐせつなさは
開湯伝説のあるある狂わせるポイズン
開湯伝説あるある今から言うよ
温泉、鳥が原因で発見されがち〜♫
ポイズン
*ポイズンを知らないかたはこちら
はい、歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。
私の住む石川県は温泉に恵まれた素敵な県です。
しかも私は前職で加賀市を担当していましたし、今も山中温泉の旅館の研修にも行かせて頂いているので、非常に温泉には縁があるのですが、あるときふと思ったのです。
どこに行っても必ず鳥が原因で温泉が見つかっているような・・・
そこで改めて、石川県内の温泉の由来を調べて見ましたよ。
目次
山中温泉の由来
平安末期の治承の頃。能登の地頭・長谷部信連は一羽の白鷺が傷めた足を山陰の小さな流れで癒しているのを見つけます。その場所を掘ると5寸ばかりの薬師如来像が現れ、美しい温泉が湧き出しました。信連はここに12件の湯宿を開き、それが山中温泉旅館の始まりと語り継がれています。
*山中温泉は、その前に行基が一度発見したとの伝説があります。
引用元:(一社)山中温泉観光協会・山中温泉旅館協同組合ホームページ
片山津温泉の由来
1653年(承応2年)、当時この地を治めていた大聖寺藩二代藩主、前田利明公が加賀三湖の一つ「柴山潟」に鷹狩りに訪れた際、水面に水鳥が群れていたことから湖底の温泉を発見したと伝えられます。
引用元:片山津温泉観光協会公式サイト
山代温泉の由来
神亀2年(725年)、行基という名の高僧が霊峰白山へ修行に向かう途中、一匹の烏が羽の傷を癒している水たまりを見つけたのが山代温泉のはじまり。この烏が、古事記や日本書紀にも登場する伝説の三本足の霊鳥「ヤタガラス」とされ、現在までに受け継がれています。
引用元:山代温泉旅館協同組合・山代温泉観光協会 公式ホームページ
和倉温泉の由来
永承年間(1046年~1053年)、和倉に暮らしていた漁師夫婦によって湯脈が発見されました。七尾湾の沖合で、傷ついた足を癒すシラサギを見つけた夫婦が、不思議に思って近づいてみると……、そのあたりから温泉が湧き出ていることが分かったのです。
引用元:「わくらぐらし」和倉温泉観光協会•和倉温泉旅館協同組合ホームページ
湯涌温泉の由来
718年(養老2年)に、紙漉き職人が泉で1羽の白鷺が身を浸しているのを見て近づいてみると、 湯が涌き出ているのを発見しました。 これが金沢湯涌温泉の由来とされています。
引用元:金沢湯涌温泉愛好会ホームページ
白山中宮温泉の由来
白山開山の祖である奈良時代の修験道の僧、泰澄大師(たいちょうだいし)が、 谷川で憩う傷ついた白鳩のさまを見て発見したと伝 えられています。
引用元:中宮温泉旅館協同組合ホームページ
粟津温泉の由来
粟津温泉は奈良時代(養老2年(718年))、泰澄大師によって開湯されました。
泰澄大師は、文武天皇の勅使として鎮護国家の法師となった高僧で
霊峰白山で修行を重ねた際
「粟津なる村に霊泉湧出す。汝、ここにゆきて之を掘り、末代衆生の病患を救うべし」
と夢を見たため、お告げどおりに掘ったところ温泉が湧出したそうです。
引用元:粟津温泉観光情報ホームページ
石川県の主要温泉の伝承まとめ
これらの結果をまとめてみましょう。
温泉名 発見者 発見理由
山中温泉 長谷部信連(行基) 傷ついた足を癒す白鷺
片山津温泉 前田利明 群れた水鳥
山代温泉 行基 羽の傷を癒す烏(カラス)
和倉温泉 漁師夫婦 傷ついた足を癒す白鷺
湯湧温泉 紙漉き職人 白鷺が身を浸す
中宮温泉 泰澄 傷ついた白鳩
粟津温泉 泰澄 白山大権現のお告げ
驚いたことに石川県の主な7つの温泉のうち6つ、白山大権現のお告げで発見された粟津温泉以外はすべて鳥が理由で発見されたことが分かります!
なかなか衝撃的な調査結果であります。
しかもなぜか白鷺(シラサギ)が3例と多く、しかも中宮温泉の白鳩など、何故かわかりませんが白にどうもこだわりを持っていることがわかります。
しかも何かしら傷を癒していることが共通点です。
発見者は時の権力者と宗教者と庶民がほぼ均等という結果がでました。
石川県だけの特殊事例なの?
私は思いました。
これは石川県だけの事例なのだろうか?
さっそく調べてみました。
すると、結構どこの温泉地も同様の伝説があるようで・・・
例えば
道後温泉の由来
白鷺の伝説は、足に傷を負い苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に足を浸していたところ、傷は完全に癒えてしまい、元気に飛び去ったというものです。これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労を回復することもでき、また、病人もいつのまにか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。
引用元:道後温泉旅館協同組合ホームページ
下呂温泉の由来
下呂には昔、湯の峰から湧き出る温泉が突然止まってしまい村人が困りはてていた時、薬師如来の化身といわれる白鷺(しらさぎ)が舞い降りて、新しい温泉を村人に知らせたという伝説がある。
引用元:下呂温泉観光協会ホームページ
有馬温泉の由来
泉源を最初に発見したのは、神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されています。この二神が有馬を訪れた時、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴していました、ところが数日でその傷が治っており、その水たまりが温泉であったと伝えられています。
引用元:有馬温泉観光協会公式サイト
このように、全国の温泉で同様の伝説があることが分かりました。
どうやら古い温泉ほど、鳥が原因で発見されたことになるようですね。
みなさんも温泉に行かれる際はぜひ、温泉の歴史にも興味を向けてみてはいかがでしょうか?
ポイズン
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