奥能登国際芸術祭と揚げ浜式製塩

2017年は奥能登国際芸術祭が、9月3日から10月22日まで石川県珠洲市で行われています。
参加アーティストは11の国と地域から39組。
その中でも目に付いたのは、揚げ浜式製塩にまつわるアート。
1番。塩田千春。時を運ぶ船。
10番。岩崎貴宏。Untitled
19番。角文平。Silhouette Factory
1番の塩田千春さんのアートは塩田の砂取船を用いているし、10番の岩崎貴宏さんはまさに塩を海に見立てたもの。19番の角さんは塩田の人々の風景をモビールにしており、いつまでも見ていられるアートに昇華させていました。
今回の奥能登国際芸術祭を見ていると、改めて現代アートというのは歴史学でもあるんだな。
そんなことを感じました。
歴史というものを露わにさせるための手段としての歴史学であり現代アートであるなと。
江戸時代の珠洲の塩士の生き方に想いを馳せながら、アートを楽しみ、珠洲というまちを楽しんでもらえたら素敵なことだな。
そう思ったのです。
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*奥能登国際芸術祭についてはこちらから
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