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明治の秩禄処分のように今後は年金処分が起こる?

秩禄処分とは?

現在の社会は、江戸時代後半から明治までの流れに似ていると主張している私ですが、最近年金の破綻が話題になっています。

これをこの時代に当てはめると、明治の武士が俸禄支給を停止された秩禄処分が該当すると思っています。

秩禄処分をざっくり言うと、財源が破綻した幕府や藩を明治政府が引き継いだ際、スキルもあまりなく働きもしない武士の俸禄支給を最も無駄な財源と考えて停止。一時金を支給して終わらせたものです。

今の社会で、スキルもあまりなく働きもしない上に人口が多く多くの財源を使っているものは間違いなく高齢者の年金です。
人道的な問題としてはどうかと思いますが、自己責任論を持ち出すと間違いなく結論はここに行き着くはずです。

江戸時代後半の社会は飢饉も増えて働かない人を養う余裕が減ってきたため、高齢者が長生きすることに否定的にならないように、かなり執拗に親孝行者や長寿の人の褒賞が行われました。
それによって、弱者を守ろうという体制を維持した部分がありました。

しかし、明治政府はそのような考えを無駄と考える勢力が力をつけた時代だったので、秩禄処分のようなドラスティックな改革が行われました。

そして現在、まさに年金処分が行われることが見込まれるのです。

秩禄処分後の武士

秩禄処分は突然全てが奪われたのではありません。
自主的に返還した人に対しては6年分の俸禄の半分を現金、半分を公債で与えました。そして次第に公債への引き継ぎが強制的に行われるようになります。
では、一時金を得た武士たちはどうしたのでしょうか?

失敗事例としては、小商いを始めた人が挙げられます。
まさに武士の商法です。
料理屋とかを始めた武士は、態度がぞんざいなのでほとんど失敗したといいます。
退職金でお店をオープンする人がほとんど失敗するのと似ていますね。

成功事例としては、比較的上層の武士は元手も大きかったので、投資をして成功しています。不動産や新事業などです。
また鉱山や生糸、北海道の開拓などの事業に藩としてまとまって取り組み成功した事例もあります。
加賀藩の家老横山家が主導した尾小屋鉱山などですね。

年金処分にどう対応するのか?

秩禄処分の事例から学ぶならば、2つの道があります。
高齢者に投資と起業の勉強をしてもらうのです。
そして、起業といってもカフェとかをオープンさせるのでなく、本格的に会社経営に乗り出してもらうのです。

株式会社高倉町珈琲という会社があります。
横川竟さんという元すかいらーくのトップが社長の会社ですが、横川さんが起業したのは76歳のときで、社員の平均年齢は65歳だったそうです。
まさに年金処分時代に参考にすべき会社だと思います。

ハーバードビジネスレビュー

高齢者が高齢者のための企業を作る時代が来ているのです。

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