1. HOME
  2. ブログ
  3. 「歴史」という言葉は本当に難しいな、と思う出来事があった というお話

「歴史」という言葉は本当に難しいな、と思う出来事があった というお話

私の考える「歴史」というのは、
「あなたのことをもっと知りたい」
という想いのようなもの。
「年号ばっかり覚えさせられた」
「学校で学んだ歴史が面白くなかった」
という人は、その想いに対して、
「じゃあ履歴書をお渡ししますね」
って見せられた気分だったのかなと思う。
または結婚相談所のスペック情報みたいなものとか。
でも、知りたいのは多分その先。
「どういうことを大事にする人なんだろう?」
「何がきっかけでそう考えるようになったんだろう?」
とか。
そういうことを、もっと深く知りたい。分かりたい。
愛情というのは、そんなところから生まれるのではないかと思うのです。

また、誰かに人を紹介するのであれば、そういう部分までしっかりと魅力をお伝えしたい。
そのためのツールが、私にとっての「歴史」というものです。
見た目だけでなく、中身を伝えるための手段。
そして、一般の歴史好きさんは情報は集められるけど、情報をテーマを決めて編集して魅惑的な一言にすることはできない。
歴史家が一般の歴史好きさんと異なるのはその部分。

だから歴史家の仕事は、「アート」とか「デザイン」とか「コピーライティング」「ブランディング」とかと何も変わらない。
伝えたい人・モノ・テーマへの深い理解が大前提。
この土台が浅いか深いかで、アウトプットの質も大きく変わる。
今、生きている人が相手なら、聞くスキルを高めれば済む話。
でも、そうでないなら古い文献を紐解く訓練を積んだ歴史家の出番です。

歴史学の力で魅力的な人・モノ・企業・地域をもっと魅力的に伝えたい、輝かせたい。
赤くかがやく国、加賀の地から。

 
 

関連記事