【歴史紀行】世界遺産・石見銀山〜龍源寺間歩〜

日本は安土桃山時代から江戸時代の初めまで、黄金の国ジパングと言われましたが、同時に銀の国でもありました。
当時、世界に流通する銀はメキシコ産と日本産がほとんどだったんだそうです。
大量の銀のおかげで、安土桃山時代から江戸時代初めまでの日本は非常に繁栄しました。
世界遺産にもなったし、当時の繁栄の面影に触れてみたかったんですよね。
とくに行きたかったのは、龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)です。
間歩(まぶ)とは、坑道のこと。
石見銀山はこの間歩の見学ができます。
スタートは石見銀山の代官所跡。
現在は資料館になっています。
ここから龍源寺間歩はちょっと遠く、徒歩で45分くらいかかるのですが、景色も楽しいので(私は・・・)苦になりません。
雨の中、やっと到着。
中に入ってみます。
中に入るとこんな感じ。
横壁はでこぼこ。
たがねで彫られた跡なのかな?
どんどん進んでいくと・・・
当時、やっぱり突然水が噴き出したり、ガスが出たりと大変だったようです。
ずんずんいくと、
広いスペースに謎の柱が!
左に向くと、ちょっと近代的になってますね。
ここを登っていくといよいよ出口です。
世界遺産なのに結構地味だよね。
なんて意見もあるでしょうが、この何もない感じ。
味があって大好きです。
ずっとこのままでいてほしいものです。