【レポート】第33回金沢歴活〜金沢のモノづくりの原点、加賀藩御細工所〜

本日の金沢歴活は初めて、主宰者以外の方に講師兼ファシリテーター役をお願いしました。
今回、歴史トークをお願いしたのは高橋勇太さん。
専門は日本中世史。現在は大手アパレル企業に勤務し、茶道遠州流の準師範としても活躍されています。
テーマは
「金沢のモノづくりの原点、加賀藩御細工所」
*工芸のお話ということで、和傘を持ってきていただきました。
金沢は人間国宝が10名(石川県で20名)、またユネスコ・クラフト創造都市に認定されるなど、まさに文化都市といえます。
そのまさに原点、加賀藩の御細工所の歴史についてお話していただきました。
御細工所のルーツは?
何を作っていたの?
職人の給与は?
明治以降はどうなったの?
など、様々な角度からのトークで盛り上がりました。
とくに、金沢で「能」が広まったのは、前田綱紀が御細工所の職人に能の稽古を義務づけたから、というのはびっくりな事実でした。
参加者のH・Sさんの感想です。
「外国人観光客の同行ガイドをしているのですが、最近クラフトに興味のある外国人観光客が多いので、今日の高橋君の御細工所のトークはとてもためになりました。」
今回、初めて主宰者以外の方に講師をお願いしましたが、大盛況のなか本日も楽しい学びの場となりました。
ご参加いただいたみなさま。本当にありがとうございました。