
今日の金沢歴活のテーマは江戸時代の特産品流通。
加賀藩の奥能登の塩専売制の盛衰がテーマでした。
加賀藩の塩専売制は江戸時代の初期、寛永期から始まりました。
藩からの米や塩を煮る釜などの前貸し(助成制度)によって加賀藩の年間予算の10分の1は塩専売制の収入で賄えるほどの成果を出すことができました。
しかし江戸時代の後半は製造方法の技術改良を進める事ができず生産量に伸び悩むなどの問題を抱え、苦しむ事になります。
そして今また、味の良さや豊富な栄養分から揚浜式塩田の価値が見直されています。
今日はそんなお話をさせていただきました。

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