【能登観光情報】揚げ浜式塩田(石川県輪島市)

輪島市の揚げ浜式塩田を見に行ってきました。
奥能登地域では塩の生産が古来から盛んで、江戸時代も加賀藩は塩の専売制を行っていました。
まだ実際の作業は4月以降だそうで、ブルーシートがかぶさっていましたが、少し体験させていただきました。
まずは海水を砂浜にまきます。
そして砂をがんじきのようなものでなぞります。
そうすることで砂が外気に触れる表面積が増えるので、より早く乾燥するのだそうです。
これはそうやって塩分が濃くなった水を煮詰めて最終的に塩の結晶に仕上げる釜です。
同じ能登半島の穴水市中居には鋳物師が古来より住んでいました。
江戸時代には加賀藩が製塩のための釜を、穴水市中居に住む鋳物師に命じて作らせました。
それを藩が買い取って釜を製塩業者に貸し与えたのだそうです。
販売もしているので、ぜひオススメです。
*写真はわらの中に塩が入った製品です。