【レポート】第85回金沢歴活「戦国時代の合戦の陣形について」

3月24日(木)の第85回金沢歴活のテーマは
「戦国時代の合戦の陣形について」
でした!
みなさま。
ご参加ありがとうございました!
今回の内容は、
乃至政彦『戦国の陣形』
という最近話題の本の内容についてご紹介しました。
結論としては、日本では陣形というものは結局ほぼほぼ使われることはなかったということ。
陣形ではなく隊形。
とくに五段隊形と呼ばれる隊形が、戦国時代の戦術の最終進化形だったということが本書では語られます。
本来、村上義清が武田信玄を倒すために一度きりの作戦として採用したのが五段隊形。
これを上杉謙信が財力に任せて常時採用。
川中島合戦で初めて使用したことから、その対抗のために当時陣形を取り入れていた武田信玄も結局陣形を使わず五段隊形を採用するようになるのです。
そして五段隊形とは
1、旗持が左右に展開
2、鉄砲隊の射撃
3、弓隊の射撃
4、足軽隊の槍・刀による突撃
5、左右に展開した騎馬隊の突撃
というもの。
これが戦国時代を通してのスタンダードな戦い方になっていくのです。
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