【歴活対談その一】もし元コンビニスーパーバイザーと現役アパレル店長が三井越後屋の「商売記」を読んだら?(もし商)

ある日のこと。
歴活代表の安藤竜(アンドリュー)と副代表の高橋勇太(ジェントル)は、打ち合わせと称して二人で飲んでいました。
*もうちょっと良い写真があったような気もするが、まあお許しください・・・
今後の歴活について色々話をしていたのですが、ふと高橋(ジェントル)が言ったのです。
高橋「僕らは二人とも流通業界でそれなりに成果も出してきたわけだけど、歴活ではまったくその経験を披露することってないですよね。ちょっともったいないかも。」
安藤「そういえば・・・」
高橋「何か昔の家訓とか古典を読みながら二人で対談したらおもしろいかも!」
安藤「なるほど!最近『三井事業史』という本を買ったから、それでやってみよう」
ということで、やってみたのが表題のイベント。
私、安藤竜(アンドリュー)が三井越後屋の「商売記」のほか様々な家訓から教訓となりそうなものを抜き出し、それを見ながら二人で流通業トークを繰り広げるという、歴活では今までなかったイベントとなりました。
ほぼ歴史について語らない、二人のこれまでの仕事エピソードについて語るというイベントスタイルは意外にも好評をいただいたのですが、録音していなかったためその場かぎりの一期一会なイベントとなってしまいました。
そこで、改めて場所を変えて対談という形で一時間に渡り録音してみたのが今回の企画です。
約20個の家訓カードを一枚ずつ引いてトークを繰り広げる「月曜から夜ふかし」方式です。
ぜひお楽しみくださいませ。
歴活対談その一
安藤「じゃあ始めよっか。カード引いてもらっていい?」
高橋「じゃあ僕がマツコ的ポジションですね」
安藤「そうそう(笑)引いて引いて」
高橋「とりあえずなかほどから。おっ!すごい簡潔なのが最初から出ました。安藤さんこれはなんでしょう?」
安藤「ああ、これはまあ半年に1回は上半身と下半身でお灸を5箇所ずつすること。それで、それ以上やりたい人がいたら望み次第にやらしてあげること、と。」
高橋「ちょっと、これは商売というよりかは・・・」
安藤「健康診断というようなものですな。業界の健康事情っていうの?」
高橋「これは上も下も灸を据えれば、あとは何をしてもオッケーということなんですか?」
安藤「というか最低限、これだけはせい!というものじゃないかなと。で、それよりも多くしたいという人がいたらしてあげなさいと」
高橋「へえ、これは三井の伝統的な健康管理法なんですか?」
安藤「伝統的かどうかはわかんないけど・・・。というかこんな記載もあるんだなと思って。」
高橋「それでちょっと挟んでみたと(笑)」
安藤「そうそう(笑)結構体壊すじゃん。この業界。」
高橋「確かに(笑)。無理しちゃいますからね」
安藤「何かしらそういう健康系の決まりがあったりした?うちはもちろん健康診断は必ず確実にあったけれども」
高橋「うちもブラックじゃないから年一回は。どっちかっていうと今風に言うと、体壊すというよりは心を壊す人の方が多いんで最近」
安藤「まあ、そうだね」
高橋「非常に。最近見ないなぁと思った店長が、いつのまにか半年くらい静養されていたり」
安藤「じゃあとくに、会社にマッサージ師が来るとか、なんか安くなるとかはなかった?」
高橋「ないですねえ。でも結構デベロッパーさんによるんですよね。従業員思いの・・・。僕らでいうと「やかた」って言うんですけどデベロッパーさんのこと。あるやかたさん、某ショッピングモールの休憩室はとにかく広くてマッサージチェアが3台ある。従業員用に。」
安藤「すげえ」
高橋「初めてみたときはこんなのあるんだ!って。僕のキャリアのスタートは弱小ショッピングモールからスタートしたんで、でかいところに来るとこんなのあるんだな!と思いましたね。自分の会社ではとくになかったですね」
安藤「うちもなかったかも。この話題はもうこれぐらいかな(笑)」
高橋「終了〜」
安藤「終了〜(笑)じゃあつぎいこうか。」
つづく・・・
参考文献
『史料が語る三井のあゆみ』(2015年、三井文庫)
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