【京都加賀絹紀行その二】しまだいギャラリー(烏丸御池)

歴活代表の安藤竜(アンドリュー)です。
GWを利用しての京都加賀絹紀行第二弾はしまだいギャラリーさん。
小松や城端で織られた加賀絹を京都で取り扱っていた絹問屋だったお宅なのですが、今はギャラリーになっています。場所は地下鉄の烏丸御池駅の1番出口を出てすぐ。
しまだいさんは、絹織物だけでなく糸問屋でもあり、造り酒屋で酒問屋でもあったという豪商だったお宅。
江戸時代のご当主のお名前は糸屋長左衛門といいました。
江戸時代の呉服業界は、今の自動車業界と同じくらいの規模というイメージを持っていると良いというのが私の持論ですが、三井越後屋がトヨタ自動車だとすれば、しまだいさんはデンソーくらいの規模の企業だったと思われます。
ここに小松や城端から月に2回ないし3回、絹織物を運んでいたようです。
今は最盛期の建物の何十分の一しか残っていないのですが、それでも広い!
ここは元々糸問屋だった部分。
この左側が絹問屋だった部分になります。
この入り口の左側にもう一つ以前は入り口があったんだそうで、そちらが絹問屋の入り口でした。
そして右側には糸問屋としての蔵が残っています。
この蔵部分では学生さんかな。展示会が行われていました。
今でもこんな街中に、こうして古い建物を残してらっしゃるのは本当にすごいこと。
ぜひ石川県の人にも知ってもらえるといいなと思います。
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